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わたしたちは、市場価格がコストに折り合うまでの保管を担保する技術を開発します。

わたしたちは、一般的に食べることのない植物資源をゲノム編集技術で作物化する開発をします。

わたしたちは、廃棄されてしまっていた作物などを利用して廃棄物ゼロミートを開発します。

わたしたちはメタボロミクス解析で食品を網羅的に解析し食品の貯蔵寿命を伸ばすことで保管過程で腐らない生鮮食品をつくる技術を開発します。

加工時に、生鮮食品（例えばエビ・マンゴーなど）の水分等を特殊な方法で抜き、食品劣化を防ぐ凍結乾燥技術を開発します。さらには、軽量化された凍結乾燥食品は輸送コストを削減することができます。

長期間で船輸送されている間に腐ってしまう生鮮食品をメタボロミクス解析技術によって貯蔵寿命を伸ばし、流通ロスを低減することができます。さらには、今まで食品劣化により空輸でしか運ぶことのできなかった高級生鮮食品が船輸送の実現により安価で食することができます。

わたしたちは、流通過程の食品の品質を原料生産地から加工地までの履歴（トレーサビリティ）を完全に「見える化」し、食品の真正性と安全性を担保した食品データ自動収集システムを開発します。それらの蓄積データは輸送時に微細な温度管理を調整するために役立ち、食品の劣化を防ぎます。

また、この技術は食品偽装の防止に役立ちます。例えば、外国で育ったいちごを日本へ輸出して収穫されるとそれらは「日本産いちご」と表示され産地偽装になります。これらの作物を生産地から収穫地までモニタリングすることで食品偽装の防止することに役立ちます。

フードロス社会の実現には技術革新だけでなく、それを受け入れる社会の意識改革が求められます。わたしたちは、食のあり方に関わる多様な原因を探求し、広い視野で将来を展望できる人材を育成します。

フードロスに関わる新たな問題の出現、および全体のバランス維持を想定した分析やフィードバックを行い消費者レベルのフードロスを減らします。